動脈硬化、心臓、腎臓や肝臓機能に原因があり血液不良になっているもの、又遺伝等の体質によるものなど、原因によっては血圧を下げてはいけないものや必要のないことがあります。肩凝りが原因の場合は一図の各穴で安定します。後頭部の強い凝りや痛みは危険信号の一つです。
手、親指と示指の間の筋肉の後縁、窪みの前(合谷)(1)
肘を約六〇度に曲げて親指側の横紋の端(曲池)(2)
手首横紋中央(陽池)(3)
大腿外側、膝上20cm(風市)(4)
前腕内側中央手首の上指四本巾(間使)(6)
足裏、土踏まずの前縁中央(湧泉)(7)
首を前に曲げると肩の高さで突出する大きい骨二個の間(大椎)(8)
心臓に原因がある他に心臓が悪いように感じ、又いろいろな症状が出る神経症があります。心臓に原因がある場合は図の三里の他に腕の各穴、神経性は肩背部の各穴を主にします。
腹の上部、正中線、臍とみぞおちの中間(中脘) (1)
臍の下3cm(陰交)(2)
手首、背側横紋中央(陽池)(3)
上腕前面二頭筋の中央中心(侠白)(4)
前腕、親指側で肘から指の巾四本分下、高くなる筋肉部(手三里)(5)
膝前外側前脛骨筋の上縁、窪み下部(三里)(6)
前腕内側、肘と手首の中間中央(郄門)(7)
手首内側横紋で小指側(神門)(8)
前腕内側中央、横紋から指四本巾上、手首から肘まで手首から1/4上(間使)(9)
乳頭の巾で真上へ肩の筋肉中央(肩井)(10)
耳垂の下縁の高さを後に頭蓋骨の下縁(天柱)(11)
肩胛骨の中央の高さで背骨との中間(膏盲)(12)
首を前に曲げると肩の高さで突出する大きい二個の骨の間(大椎)(13)
手、小指の爪四指側端の上2mm(少衝)(14)
腰が細くなる高さの腰椎が神経を刺激することがほとんどの原因です。
腰椎突起間を押して発赤や痛い点(1)
腰の最も細い高さで腰椎の4cm両横(腎兪)(2)
腰骨の上端の高さで腰椎の4cm両横(気海兪)(3)
臀部、直立すると窪む上外線、押すと痛い点(環跳)(4)
足甲、四、五趾が分かれるところ(狭谿)(5)
足甲、四、五趾の骨が合うところ(地五会)(6)
外踝の後の窪みの下線、斜下に押すと痛い点(僕参)(7)
膝の外側の下に出る小さい骨の下(陽陵泉)(8)
大腿外側、腰の外側に出る大腿骨の上端と膝との中間(中濱)(9)
手の甲、示指と中指の骨が合う点、中指より。
薬指と小指の骨が合うところ、薬指より(腰腿点)(10)
足首、足の保温で血行がよくなると回復が早くなります。
膝の後ろ中央(委中)(1)
内側の横紋の端(2)
前外側6~10センチ下の窪み(3)
皿骨の下部数センチ幅で押すと良く感じる2点(4)
皿骨の上、筋肉との付け根を押して痛む数点(5)
後ろ内側柔らかなところを小さく摘まみ痛い点(6)
主に内側半月板や膝蓋軟骨等の軟骨に原因する痛みは、その時にできる角度まで一回に5分程1日数回曲げると代謝が促進されて回復する場合が多い。
完治までには、半年から数年以上かかります。
又両肩同時ではなく片方づつ痛むことが多く痛みが移動します。
腕が後に廻わらないのは三角筋(肩先、腕の最上部)の後部、
上にあがらないのは前面部に原因があります。
治療により痛みを鎮めて体質安定を待ちます。
手を水平に上げると肩先の三角筋に山が二つ盛り上がるその谷間(肩髃)(1)
肩胛骨の中央の高さで背骨との間の筋肉部押してよく感じる所(膏盲)(2)
痛みが続く時期は飲酒、刺激の強い食べ物、入浴はよくありません。
患部の保温は有効です。痛む所を押して痛い点やさすって発赤する所 (3)
肩甲骨の下縁から上の高さ第七、八胸椎突起間の両横4cm(膈兪)(1)
第9、10胸椎突起間の両横4cm(肝兪)(2)
第10、11胸椎突起間の両横4cm(胆兪)(3)
第11、12胸椎突起間の両横4cm(脾兪)(4)
腰骨の上端から指巾二本分上、へその高さの背骨の両横4cm(腎兪)(5)
みぞおちの下指巾三本分下(巨闕)(6)
みぞおちとへその中間(中脘)(7)
へその下、指巾三本分(気海)(8)
へそと恥骨の上際の中間よりやや下(関元)(9)
首を前に曲げると突出する大きい骨、第七頚椎突起の下(大椎)(10)
手首、背側中央、横紋の中(陽池)(11)
手、背側、親指と示指の間の筋肉の後縁窪み(合谷)(12)
前腕内側、手首横紋から上、指巾三本分(内関)(13)
手首、内側横紋で、小指を開くと動く腱の内側(神門)(14)
下肢内側、内踝の中心から上に9cm、脛骨の後縁(三陰交)(15)
下肢、前面外側、膝下、前脛骨筋の上端の窪み(足三里)(16)
足、甲部一趾と二趾の分かれ目の上の窪み(太衝)(17)
二~三日に一~二度汗を多くかく作業や運動で解消する場合が多い。
耳介、耳の穴の前にある軟骨の下(副腎の反応部)への継続刺激で症状の軽減があります。取穴は、ツマヨウジの後部などで軽く押して痛みがあり、赤く跡の残る点です。多くの方で鼻詰りが軽減され、なかにはくしゃみ・鼻水・鼻詰まり・目のかゆみ全てが鎮まる方もありました。作用の少ないときには穴の前の軟骨の穴側(鼻の反応部)にも貼付してください。
耳、穴の前にある山から下に延びる峰の上 (1)
鼻翼の両側2mm、押すと上歯に感じる点(迎香)(2)
額、目の真上で眉の上、中指一本の巾分(陽白)(3)
症状及び体質改善に臍(へそ)の周囲2mmに二~三日ごとに跡を残さないよう位置をかえて続けます。
手、親指爪の内側端の上2mm(少商)(1)
手、親指と示指の間、筋肉の後縁(合谷)(2)
肘を六〇度に曲げて横紋の端(曲池)(3)
腕を水平に横に上げると肩との間に三角筋によって二つ出る山の間(肩)(4)
第九胸椎突起下の両側4cm(肩胛骨下端の内斜下約5cm )(肝兪)(5)
第二腰椎突起下の両側4cm(腰の最も細い高さ)(腎兪)(6)
大腿内前面、膝と腹壁下部との中間点、大腿直筋の後縁(箕門)(7)
膝を曲げてでる横紋内端(曲泉)(8)
目の中心線、眉の上3cm(陽白)(9)
目尻から45度の角度で外上へ歯をかむと動く筋肉の後部(頷厭)(10)
目尻の外1.5cm(瞳子髎)(11)
目の中央直下、眼窩骨縁(承泣)(12)
後頭部、耳垂の中央の高さで後へ頭蓋骨下端(風池)(13)
耳垂の下端の高さで後へ骨の下端(天柱) (14)